そう、 私は怒り方がわからないのです
小さい頃から 人は必要だから生まれてきて 生きているんだよ
必要ない 要らない人なんてこの世にいないんだよ

そう育てられました

だから 人の良いところを探すのが上手
リフレーミングと言いますが 物事の良い面を探すのが得意

人の良いとこを引き出して 自分の引き出しにしまう の、繰り返し
だから 嫌いな人はいなかった

ずーっといなかった

あの人にも家族がいて あの人を愛してる
この人にも友達がいて この人を愛してる
犯罪を犯した人だって 何か事情があるんだろう
犯人となった家族を愛しているだろう

そう育ったけれど
気がつけば「嫌いな人」がいました

「自分」です

自分をほったらかしにした自分

そこに気がついたら 社会人になって初めて嫌いな人ができました

初めて「あの人嫌い！」 って言えました

それが本当の自分の声だった

怒り方も知らなかったし 出し方もわからない
でも 怒りは表現していいんだ!!
悲しみも寂しさも不安も 全部吐き出そう!!

そうしたら、空いたスペースに「愛」が入るかもしれない
そうしたら、そこに「欲しいもの」が入るだろう

あ～…ちょっとスッキリ